人の上に立つ者が、掃除しまくった結果 [仕事]
こんにちは!
kiokioです!!!!
私は、接客業をしているが、常に現場には居ない。
しかし人件費削減もあり、最近は現場に居る事が多くなったのだが
現場をじっくり見ていると、お客様が居ない時間帯に、何をしたらいいのか分かっていないスタッフが沢山居ることに気付いた。
私的には、普段から役職者や社員が「ああしなさい・こうしなさい」と指示している物だと思っていたのだが・・・
スタッフに色々聞いていくと、どうやらお客様が居ない時等に、
何をすればよいのかの指示がほとんど出されていなかったと言う事がわかった。
このような場合、明確に指示してあげるか、背中を見せるのが良い方法なのだ。
いちばん駄目なのは、頭ごなしに怒ることである。
怒ると書いたが、注意・指摘であっても、普段から教えられていない事に対して
当たり前じゃないか!と言わんばかりに怒るのは指導者としては間違っているのだ。
なぜなら、上に立つ者の常識と部下が思う常識は違うからである。
特に、ゆとり世代と言われている年代の部下に、上記内容が当てはまることが多い。
そんな事から、私は背中を見せることにした。
今日は、10:00~11:30まで、もくもくと掃除しまくった。
たった1時間半だったが、掃除をしている時にこっそり周りを見ていくと
皆、何かをしようとソワソワ動き出しているのだ。
実に面白い光景である。
普通に掃除していただけで、周りが動き出すのだから・・・
スタッフの中には、「あっこんな方法もあるんだ!」とか「こんな事もやっていいんだ!」
なんて思いながら見ていた方も居たのかもしれない。
要するに、「時間を有効に使いなさい」と伝えたところで
有効な使い方が分からないのだから、まずそこから教えてあげる必要があると言う事だ。
これを「常識」までもっていくのは、その後からやらないといけないことなのである。
やることが無い時に、やることを探せる者は、何故か頑張っていると評価される時代だと感じる。
私は今の職場で働くようになって、今年で16年目になるが
ここ一番の課題は「それぞれが考えること」だと思っている。
バカみたいな話だが、本気だ。
役職者でさえ、決められた事をいつも通りこなし、「お客様目線」を忘れてしまっている。
ポスターやPOP等の販促物は見やすいか?自分がお客様だったら気付くか?
立ち止まって見てくれるか?これを見て買いたくなるか?
こんな事さえ考えることができない者たちが店を動かしているのだから
こんなに怖いものは無い・・・
しかし、それらは当然、私に責任があるのだ。
重苦しい話になってきたので、この問題は爽やかに乗り越えます。
早速、各自面談を行い、きっちり伝えて行こうではないか。
・・・このように、上に立つ者はネチネチせず
すっきり爽やかな、好かれる上司でなくてはならないのだ。
それでは行ってきます!!! 笑